I am hanpa. I am here. 「半端」 この言葉にどんな印象がありますか? 全て揃っていないこと、中途半端、半端者、余り物、出来損ない…など。 あまり良いイメージではないかもしれません。 一方、半端の対義語は「完璧」や「完成」「抜けがないこと」「徹底」「一人前」…。 日々、少し無理してこれらを求めていませんか? 求められていませんか? また、一人前の人間として社会に必死に馴染もうとしていませんか? 私は「半端」が良い、「半端」でも良いと考えます。 人もモノも場所も完璧じゃなくて良いじゃないか…と。 むしろ、中途半端でも一生懸命ベストを尽くそうとする姿も人間らしい。そして、魅力的だと思います。 集団の中では馴染めない、目立った成果も出ない。 しかし、その半端さに一言では言い表せない価値があるかもしれません。 モノや場所も少し壊れてしまっても、使いやすい、親しみがあるという経験はないでしょうか。 古い建物の方が価値が高い国もあるようです。 半端ものと言われる不揃いの野菜も、味はしっかりと美味しいです。 人を故意に傷つけることや危険に晒すこと、初めから半端で良いんだと、努力しないことは避けるべきだと思います。 しかし皆、予行練習もない人生を歩んでいるんだから、自分の「半端」を受け入れ、人の「半端」を受け入れる心を大事にしたい。そう思っています。 人間は皆、今を生きている。それだけで頑張っています。 生きていれば、きっとベストな結果を目指すのが人間です。ベストを尽くした自分をどうか責めないで。 半端が積み重さなって、 半端なく最高になることだってあるでしょう? HANPA